むちうちに対する治療の方法
1 検査によりむちうちの痛みの原因を見つける
むちうちは、筋肉の硬直や損傷、お身体の僅かな歪みで生じていることが多く、見た目からケガの状態を把握することが難しい場合があります。
原因をはっきりと把握しないまま治療を行っても、必要な部分に刺激が届かなかったり、足りなかったりして、痛みが残ってしまったり、ぶり返してしまったりするおそれがあります。
むちうちをしっかりと改善するためには、治療を行う前に、お身体の状態をしっかりと確認し、痛みの原因部分を見つける必要があります。
当院では、実際にお身体に触れながら、痛みの原因となっている部分を探っていきます。
痛みが生じている部分や、ご本人が動かしにくいと感じている部分を中心に、筋肉の状態や関節の可動域等を調べ、一人一人のお身体の状態に合った治療の内容をご提案させていただきます。
なお、厳密には接骨院での治療は施術といいますが、一般的には接骨院が行うものについても治療といわれることが多いので治療と記載します。
2 手技による治療で痛みの改善を目指す
手技治療とは、道具を使わずに、施術者の手によって筋肉をほぐす等の施術を行う手法のことを言います。
むちうちで筋肉が硬くなると、血流が悪化してしまい、老廃物が溜まって痛みの原因となります。
むちうちの治療では、緊張状態の筋肉を手技によってほぐし、血流の改善を図ることで老廃物の排出を促し、むちうちの改善を目指していきます。
血流をよくすることで、傷ついた筋肉等の修復も促していきます。
また、人によっては筋肉が神経を圧迫して手足がしびれていることもありますので、その場合はその部分についてもほぐしていきます。
手技と言うと、骨がボキボキと鳴るような治療を連想される方もいらっしゃるかもしれませんが、当院の手技治療はこのように筋肉をほぐすことが目的であり、骨を鳴らすようなものではありませんし、むやみに強い力で治療を行うこともありませんのでご安心ください。
3 機器を用いた治療
当院では、手技では届かないお身体の深い部分まで刺激を与えるため、干渉波電気機器や微弱電流機器、超音波機器なども設置しています。
これらの機器を用いてお身体に電流を流し、その刺激によって血行促進や筋緊張の緩和を促し、むちうちの痛みの軽減を図ります。
むちうちの急性期で痛みが強く、すぐに手技を受けることに不安があるような場合でも、機器を用いることで無理なく治療ができる場合があります。
当院では、一人一人のお身体の状態に合わせて機器を用いた治療と手技治療を組み合わせ、むちうちの早期回復・根本改善に努めています。
個々の状態に合わせて柔軟に対応させていただきますので、むちうちの治療は当院にお任せください。
治療方法については、事前にしっかりとご説明させていただきますので、不安や疑問に思うことがある場合も、どうぞお気軽にお尋ねください。