むちうちになったときに気をつけること
1 痛めた箇所をこれ以上悪化させないようにする
衝撃を受け、むちうちになってしまった場合や、首に痛みや違和感があるなどむちうちの疑いがあるような場合には、まずはこれ以上状態を悪化させないということが重要です。
首に痛みがあったり動かしにくかったりするような場合、ついその箇所に触れて揉むようなことをしたり、首を回すことで違和感を解消したりすることがあるかと思います。
ですが、衝撃によって筋肉などが傷ついていた場合、そうした行為で傷口が広がり、痛みや腫れが悪化してしまうおそれがあります。
また、むちうちでは筋肉が強く緊張していることがありますが、その場合も、硬くなった筋肉を無理に動かすことで、傷がついてしまうおそれがあります。
首は普段何気なく動かしている部分ですので、まったく動かさないというのは難しいかもしれませんが、できるだけ動かさず、まずは現状維持を心がけるようにしてください。
2 湿布を貼る場合は種類に注意
痛みを抑えるため、湿布を貼ろうとお考えになる方もいらっしゃるかと思います。
湿布には温湿布と冷湿布がありますので、むちうちの状態に合わせたものを貼らないとかえって痛みが増してしまうことがあります。
そのため、ご自分で市販の物を買ったり家にあったものを使ったりするような場合には、かえって悪化させるようなことにならないように注意が必要です。
一般的に、むちうちの痛みが強い急性期には冷湿布を、痛みが落ち着いてきた頃には温湿布を貼るのがよいと言われています。
ただ、自動車事故直後には痛みを感じにくいことがありますし、当初の痛みに比べれば落ち着いているものの、専門家から見ればまだ温めるべきタイミングではないということもありえます。
自分での判断は案外難しいものですので、一時的に対応する場合を除き、専門家の判断を仰ぐことをおすすめします。
3 むちちうちはできるだけ早く接骨院に相談
安静にしたり、湿布等で痛みを一時的に抑えたりするだけでは、問題は解決しません。
むちうちを放置すると痛みが悪化することがありますし、場合によっては長期間影響が残ってしまうおそれもありますので、お早めに接骨院にご相談ください。
当院はむちうちに対する施術を得意としており、これまでに沢山の方々のむちうちを施術してまいりました。
むちうちは見た目でどこが損傷しているのかということが分かりにくいため、自分がこの先よくなるかどうかについて、ご不安もあるかと思います。
当院では、丁寧なカウンセリングと検査によって一人一人のための施術プランを組み立て、しっかりとご説明しながら根本改善に向けて対応させていただきますので、ご安心ください。